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日医新会長に原中氏=民主とのパイプ強調し集票(時事通信)

 日本医師会(日医)の会長選挙が1日午前、東京都内で行われ、茨城県医師会長の原中勝征氏(69)が、京都府医師会長の森洋一氏(62)、現日医会長の唐沢祥人氏(67)、京都府医師会所属の金丸昌弘氏(44)を破り初当選した。政権交代後初の会長選は、民主党との太いパイプをアピールした原中氏が、自民党寄りの姿勢を崩さなかった唐沢氏や政党色を薄めた森氏らを退けた。
 原中氏は昨年の衆院選で民主党を支持。鳩山由紀夫首相らと緊密な関係を持ち、日医が主張する政策を遂行する上で政権与党の協力が不可欠と訴えた。一方、自民党と協調路線を取ってきた現会長の唐沢氏は、与党との連携に含みを持たせつつも、夏の参院選で引き続き自民党から出馬する日医出身の西島英利参院議員を支援する考えを表明。森氏は「政権に左右されない医療」と政治的中立を主張した。 

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【あれから、15年 警察庁長官銃撃事件】(上)迷走の初動捜査(産経新聞)

 ■重圧…「全員が浮足立っていた」

 「至急、至急…」

 捜査系無線がけたたましく鳴り響いた。始業間もない午前8時半すぎ。間髪おかずに入ってきた無線の内容に当直は耳を疑った。「長官が撃たれた」。東京・桜田門の警視庁本部に隣接した警察総合庁舎2階の刑事部鑑識課。現場に向かうため鑑識課員らが次々と部屋から飛び出していった。被害者はニッポン警察のトップ。あまりにも重かった。

 未曾有のテロ事件が起きたのは平成7年3月30日。つい10日前に起きた地下鉄サリン事件にも臨場した強者の鑑識課員ですら、「大変な事件が起きた」と現場に向かった車中の胸の高鳴りを今でも覚えている。あれから15年が過ぎようとしている。

 「呪(のろ)われた事件」。警察内部でこうささやかれるように、事件は異例の展開をたどる。現職警察官の「自供」、公安部長の更迭と警視総監の引責辞任、逮捕したオウム真理教元幹部の不起訴…。

 現場に向かった鑑識課員は、長引く捜査を予感させる象徴的な光景を目の当たりにした。「緊急走行で首都高速入谷ランプを降りると、機動捜査隊や機動隊、公安部幹部の車両が列をなしていた。警察車両がじゃまをして現場到着が普段の2倍もかかった」。混迷は現場到着後も続いた。

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 事件捜査では現場保存が最優先される。鑑識の採証活動を迅速に行わせるためだ。だが、長官銃撃事件では優先順位が違っていた。事件当時、長官の国松孝次(72)と一緒にいた秘書官に話を聴いていたのは、次々と集まってきた警視庁各部の幹部たち。鑑識課員が採証活動に入るために秘書官から話を聴きたくても、段取りすらとれない状態だった。「現場検証を始めるまでの時間が長く感じた」。鑑識課員はそう振り返る。

 それでも鑑識課員は重要な物証を採取する。国松が住んでいたアクロシティE棟の隣のF棟南東角の壁から、拳銃が発射された際に出る硝煙反応と繊維痕が検出された。

 そこから割り出された犯人の推定身長は172・3〜176・7センチ。硝煙反応が壁から採取されることは珍しく、鑑識課OBは「犯人は拳銃を固定するために、壁に押し当てて撃ったと類推された。動いている人間を20メートルも先から撃つのは至難の業。拳銃に慣れた者の犯行に違いないと感じた」と打ち明ける。

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 鑑識課による現場検証が行われたころ、現場を管轄する南千住署では過激派など極左暴力集団の捜査を担当する公安1課長の岩田義三が会見していた。事件の捜査を公安部が受け持つことが決まったのだ。

 目黒公証役場事務長拉致事件に地下鉄サリン事件、山梨・上九一色村(当時)の教団施設一斉捜索と、これまでオウム教団への捜査は刑事部捜査1課が主体となって捜査していた。だが、事件は「要人テロ」との観点から公安1課が捜査にあたることになった。

 刑事警察と公安警察は捜査手法が異なる。現場周辺の聞き込みと採取された証拠をもとに、不特定多数の中から犯人を導き出す刑事警察に対し、公安警察は対象とする組織の動向監視や情報収集が主な任務だ。それゆえ、「水と油の関係」と揶揄(やゆ)される。初動捜査でも情報共有はできていなかったという。

 「公安部は情報主体。捜査1課は現場主義。モノの見方は違うが、情報と現場が一体となっていれば犯人に結びつく可能性はあったのではないか」。捜査1課OBは今、そう指摘する。

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 それだけではない。被害者の大きさが捜査員の重圧になったとの指摘もある。

 管轄の南千住署には事件後に責任を取って辞めざるを得なくなった署員もいたという。「辞めた署員のなかには、公安部がマークしていないオウム幹部らしき人物を事件数日前に現場近くで職務質問していたとの話がある。だが、こうした事実をふせたまま辞めていった。無言の重圧があったのだろう」(同署OB)。情報が早く寄せられていれば、事件は違う展開をみせていた可能性もある。

 現場に出動した鑑識課員は振り返る。「全員が浮足立って、冷静に事件を見る視点が欠けていた」。初動の迷走を象徴している。

(敬称、呼称略)

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 警察の威信をかけた捜査が進められた警察庁長官銃撃事件は30日で公訴時効を迎える。警視庁公安部はオウム真理教による組織的犯行とみているが、実行犯の特定はできず、警察の「敗北」で終わる。迷宮の入り口はどこにあったのか…。

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【用語解説】警察庁長官銃撃事件

 平成7年3月30日午前8時半ごろ、東京都荒川区南千住の自宅マンションで国松孝次警察庁長官(当時)が約20メートル離れた場所から拳銃で狙撃され、4発中3発が腹などに命中し重傷を負った。使用拳銃は38口径回転式で米コルト社製「パイソン」とみられ、銃弾は殺傷力の高い「ホローポイント弾」。警視庁は延べ46万人の捜査員を投入した。

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 車内で包丁を所持していたとして、銃刀法違反容疑で奈良県警天理署に逮捕された無職藤田元太容疑者(20)が、「京都、奈良、和歌山でコンビニ強盗もやった」と話していることが25日、捜査関係者への取材で分かった。県警捜査1課などは、計4件のコンビニ強盗に同容疑者が関与したとみて、供述内容の裏付けを進める。
 藤田容疑者は25日午前2時50分ごろ、奈良県天理市の国道近くに止めた乗用車内で、刃渡り約19.5センチの洋包丁を所持していたとして、同署などに現行犯逮捕された。
 捜査関係者によると、被害に遭ったコンビニの防犯カメラに写った男の映像は、いずれも身長170〜180センチで、黒いフード付きジャンパー姿だったといい、体格や服装が藤田容疑者に似ていた。また、同容疑者が乗っていた車の色やナンバーが犯人が逃走に使った車と同じだったという。
 県警などによると、この男は今月7日、奈良市三条本町のコンビニで、レジにいた男性店員(20)を脅し、現金約9万円とたばこ約25箱を奪って逃走。今月5〜16日、京都府内や和歌山県内のコンビニでも、同様の手口で店員を脅し、現金約31万円とたばこを奪ったとされる。現金とたばこを一緒に奪う手口が同じことから、3府県警が合同で捜査している。 

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